こんにちは。
ケア樹営業部の樋口です。
今年も半年経過しましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
個人的には、例年に比べご契約いただいてました事業所様の閉鎖、事業譲渡が目立つ上半期でした。
事業所閉鎖の原因をお聴きしますと、
・コロナ禍の影響
・コスト高の影響
・人材不足の影響
まだまだ運営側からしますと、厳しい状況が続くかと存じます。
また来年4月は法改正がやってきます。
はたしてどのような報酬改定となるやら気がきじゃありません。
そんな中ですが、まずは人材不足を克服する事業所作りにご協力したく
わたし(樋口)が介護事業所の求人担当だった経験から事業所様が、
すぐに使える「求人ノウハウ」を投稿させていただきます。
よろしければ最後までお付き合いください。
さて、
第5話は意外と見落としがちな御施設のPRすべきポイントについて触れていきます。
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第5話
御施設の強み活かす「求人票」の作り方
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1.立地をPRしましょう
みなさん、せっかく内定を出したのに以下の理由から辞退されてしまったことはありませんか?
▶︎やはり通勤するのが大変そう。
▶︎家や駅から近い施設で内定がでた。
以前のブログでも紹介しましたが、介護施設の採用に取って「通勤距離」と「通勤手段」は、選ばれる施設になる絶対条件です。
具体的に言うと、
「駅近」「ランドマークそば」に施設があることをPRしない手はありません。
※ランドマークとは、公共施設やショッピングモールなど、誰もが知っているその地域を特徴づけ、目印となる物。
もし御施設がその条件に該当するにもかかわらず、求人票に記載していなければ、すぐにも載せてください。
その時は次の項目が記載必須です。
▶︎目印になるランドマークと御施設が近いことを表した地図
では何故場所をPRする必要があるのかというと「安心感」につながることが多いからです。
例えば、みなさんの中で、安心感があるのはどちらでしょうか?
①一度でも行ったことのある場所
②初めて行く場所
大概の方は①を選ばれると思います。
過去に私が採用担当をしていた時のアンケートの中でこのような質問をしたことがあります。
【質問】
自分がこれから働く場所を選ぶなら、できれば馴染みのある土地の方が良い。
このアンケート結果では、9割が「はい」と回答されました。
私もですが、勝手知った場所ならこんなメリットがありませんか。
・送迎がしやすい
・通勤ルートがイメージできる
・家族に説明しやすい
もしなるほどと共感していただけましたら、すぐにも実践してみてくださいね。
2.スタッフさんへのインタビューを記事にしよう
次に、求人記事に載せるべき内容の2つ目です。
求人票(求人広告)に仕事内容を載せるのは当然ですが、それとは別に、スタッフの生の声を掲載されていますか?
実はこれも「あるある話」ですが、
採用担当が思っている御施設の強み(働き手のメリット)は必ずしも求職者が求めるメリットと同じでないこと。
では求職者に伝えるべき御施設の強みは、どこを探せば見つかると思いますか?
答えはとても簡単です。
そう、今いるスタッフさんが持っているんです。
今いるスタッフの中には、ついこの前まで求職者だった方もいるはずです。
現在、御施設でお勤めしているのは縁あって採用されたからにほかなりません。
採用担当のみなさんがすべきことは、
欲しい人材のタイプを施設の中から洗い出し、インタビューすることです。
採用担当がインタビューする最低限抑えておきたい質問は次のとおり。
▶︎なぜ転職しようと思ったのか?
▶︎なぜ今の職場を選んだか?
▶︎入る前と働いた後で印象はどう変化したか?
▶︎どういうところにやりがいを感じて働いているか?
スタッフさんが話しやすい質問を交えながら、核心に迫ってみてください。
相手の本音を聞き出すなら、採用担当でなく別のスタッフやインタビューを専門にしている第三者に協力いただくのも良い方法です。
とにかくこの作業は
「スタッフの生の声」から得られた御施設の強みと「御施設の認識する強み」にズレがあるかを知ることにあります。
もし強みがイコールでないなら、まずそこを解決すべきです。
スタッフのインタビュー記事を編集し御施設のホームページに掲載すれば、きっと今より応募者は増えるはずです。
正しい方法で地道に活動することで、きっと成果は現れます。
急がば回れ!採用活動に近道はないと思います。
最後に、せっかく良い原稿ができても、求職者の目に止まりにくい、
なかなか検索にヒットしないようでは意味がありません。
・御施設にはどのような地域の人が働きに来ているのか?
・公共交通機関を利用する場合の沿線の設定は適切か?
・職種検索はターゲットが検索しそうな職種に設定ができているか?
・求職者がよく調べる人気ワードを原稿内に反映できているか?
なども合わせて記事作成するとより効果が上がります!
ぜひ、できるところから手を付けてみてください。
それでは、また次回お楽しみに♪
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