おたま♪のいる生活【オタマジャクシを飼ってみた】

近所の七北田川で、この時期まぁ大量にいるこいつらです。
息子が水のペットボトルに入れて持って帰ってきてしまったので、
飼ってみることにしました。
息子いわく、名前を「おたま」と言います。

私も遥か昔、古の昭和、幼稚園時代。
その頃は盛岡に住んでいましたが近所の田んぼで採った大量のカエルの卵を水槽で飼っていて、
その後は皆様ご想像通りのサスペンスが展開しました。
非常に衝撃的な出来事でしたが、生き物の理というものを学ばせていただき、この世の諸行無常とは何か考えさせていただきました。クラスメイトに弱肉強食とは何かを説明してドン引きされたことを覚えています。
最終的に50匹程まで減った個体ですが、庭に放つとその年から蚊や蛾が急激に減りまして、
6月頃から、やたらお外の音量が強くなったという思い出があります。

生き物サスペンスは令和時代に合いませんので、今回はカエルになりかけたら川に帰っていただく予定です。
カエルになりかけ…は呼吸方法で判定しますので、足が生えたらお帰りいただきます。

七北田川はとてもいい感じの川で「おたま」の故郷ですから、餌には困らないでしょう。

 

 

おたまじゃくし、カエルになるまで

カエルの幼生であるオタマジャクシは孵化後1カ月半ほどで変態すると言われています。
また足が出たら肺呼吸に変わる為、砂など陸地が必要になってしまいます。
2~3週間で足が生えると言われています。
つまり、このかわいらしいオタマジャクシである時期は、孵化から数日で我が家に来てくれたとして、たったの1か月弱しかありません。息子が「おたま」と一緒に過ごせる時間は非常に短いのです。

 

おたまじゃくし飼育法

オタマジャクシの飼い方は非常に気楽です。
川の水汲んできて、川の雑草入れておけば寝床は完成です。
水は水道水でもよいのですが、水道水はカルキ抜きが必要だというのは金魚などと同じですね。
また、オタマジャクシは強めの生き物とは言え、いきなり水を全部取り換えてしまうと、やはり弱っていく傾向にあります。水は半分ずつ入れ替えるのが吉。また、水深が深いのはいただけません。

カエルは両生類ですので、基本的に水の深い場所にはいきません。
オタマジャクシもたまに止まって沈んで休みますので、深いと水面に戻れなくなってしまいます。
現在、ウチの「おたま」は※4~5㎝位の水深の容器で暮らしていますがとても元気に動きまくっています。
※おたまの全長の2倍位

糞がたまったらスポイトで採ってあげるとオタマジャクシへのダメージは最低限です。
そして何より、ガンガン日が当たって水温が爆上がりする所には置かないようにして下さい。
日本の常識的な春から初夏の気温と水温がやつらのテリトリーです。

 

おたまじゃくしの餌

オタマジャクシは雑食で、大量に飼って餌が足りないと、私が幼稚園時代に経験した諸行無常事件が起きてしまいます。
ウチの「おたま」は、1匹で暮らしますので諸行無常は起きません。
川の水にプランクトン的な栄養素があるかもしれないのですが、見えないために確信がもてません。
食うものが無いとかわいそうなので、米を一粒入れました。
あんまり入れすぎると水が汚くなりますので過剰に入れられませんが、食べなければパンを入れようかなと思っていました。米、突っついているので食べてると思います。
あと動物性ということで煮干しも破片をちょっと入れています。突っついているのを見ていないので食べているかは不明です。とにかく入れすぎ注意!水が汚すぎるのはNG!

今回、いい仕事をしているのは雑草です。
川岸で採ってきたクローバー。
最初は川岸ですが、今は幼稚園送迎バスの来る公園のクローバーです。
なかなか枯れないし、水を浄化します。
「おたま」も雑草がお気に入りで、よく雑草の所に居ます。
お薦めは根本からブチッと採ってくること。
活きを保ちますし、なんとなく水の濁りもあまりない…雑草の浄化効果恐るべし。
そしてですが…もしかしたら雑草も食べてるのかもしれません!

尚、息子がポッドで植えているイタリアンパセリを毟って「おたま、食べるかなぁ~」と言いながら入れていましたが、私は「おたま」がイタリアンパセリを好むかどうかはよくわかりません。

 

おたまじゃくしと仲良くする時の注意点

めだかではありませんが、そっーと覗いてみてごらん♪が基本です。
触ってはダメ
ぬめぬめ系は人間の体温が苦手です!

おたま突っついたらダメだよ!とお話したら3歳児でも我慢しています。
オタマジャクシがいくらかわいくても大人も我慢してください。

 

まとめ

もしどうしても触りたいのであれば、某楽器(オタ■ ■ーン)のご購入をお勧めします。
見た目はよく似ています。
そして色も豊富、奏者に関しては外国にも達人が何人かいることが分かります。
外国の方も良く演奏されていますが、確かにプッチーニのトゥーランドット「誰も寝てはならぬ」はこの楽器に向いた曲だと思います。
我が家にはもともとスケルトンのオ■マト■ンが居て、そのおかげで息子はオタマジャクシが好きなようです。
現在、「おたま」のいる容器の横に■タマトー■を置いています。

では、皆様も、素敵なおたまライフをお過ごしください ♩♩(゜゜)~