効果抜群!介護事業所にお奨めする求人媒体〇〇の使い方

こんにちは。
ケア樹営業部の樋口です。

突然ですが、みなさんの施設の採用活動は順調ですか?

年々応募者が減っていて、人材の取り合いになっている。
広告を打っても1件も問い合わせがないことも普通。
それが当たり前になっているような状態、なんてことはありませんか?

今回もわたし(樋口)が、介護事業所で求人担当だった経験から事業所様が、すぐに使える「求人ノウハウ」を投稿させていただきます。

さて、これまでの回では「求人ミスマッチ」をどう防ぐのか?
求職者が集まる求人情報をどうやって作るのか?

その作成のコツについてお伝えしてきましたが、
第3話は求人情報を求職者へお知らせする「求人媒体」について触れていきます。

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第3話
求人チラシが効果抜群な理由

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1.エリアポスティングは効果あり

みなさんの施設で働かれている職員さんは、自宅から何分くらいで通勤されていますか?
都市部と地方では交通手段によって違うと思いますが、凡そ30分以内ではないでしょうか。

過去に私が介護現場で求職者向けアンケートを行った結果では、約7割の方が通勤時間30分以内と回答されました。
特に介護士と看護師(パート)の方は「勤務地」を重要視する傾向でした。

みなさんも肌感覚で気づかれているかもしれませんが、求職者さんは「施設から近いエリア」にいる可能性が高いです。

そこで今回ご紹介する求人媒体は「ポスティング」です!
えっ!?今さらポスティングって古いふるい、と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
スマホで求人検索が当たり前のこの時代、実はアナログ的なポスティングは介護業界の求人媒体としてまだまだ有効です。

 

2.施設から半径3キロの人材を集める!

ここからは、なぜエリアポスティングが有効なのかをお伝えしていきます。

まず、アナログ求人媒体を比較すると、フリーペーパーや折り込みチラシは次号があるから今回は「いいや」と目に止まらないことが多いです。またポスティングも手当たり次第配布してしまうと思ったほど効果がでません。

次にデジタル求人媒体は、求職者のスマホを使いこなす能力(検索力)により目につかない可能性が多いのではないでしょうか。

そこでエリアポスティングをする上で重要な点を2つご紹介します。

ポイント①
特定エリアに募集ターゲットを絞り、そのエリアから人材を掘り起こすこと。
ポイント②
施設から半径3キロ圏内で「単身者」「若い世帯」の住民が多いエリアを除外しポスティングすること。

 

ポスティングは、広く配るよりも「世代」や「人口数」を絞った方が反応あるんです。
求人活動を戦略的に行うには、募集するターゲットを明確にすることが欠かせません。

そしてチラシの特性上、「気になる内容」なら受け取った方は
長期間チラシを保管してくれます。

 

過去に求職者様にお聞きした話ですが、毎回夜勤明けは倒れそうな顔をして帰えると親御さんが心配して、ポスティングされた求人チラシを取っておいてくれたそうです。それがきっかけで求人募集に応募された、という事例もありました。

 

チラシの場合、1ヶ月後にお問い合わせをいただくこともありました。
忘れた頃にチラシを見て応募がくる。期間を長く構えていられるのはメリットですよね。

 

 

3.採用できた!求人チラシに載せるべき「3つ」のポイント

ここでは、どんなチラシにすれば「効果が出る」のかをお伝えします。

この方法で、私は応募者30名、ポスティングで知った人15名、その内5名採用に至りました。

ポイント① 施設から近いことをPR

介護士や送迎ドライバーの場合、朝早くからシフトに入ります。
そのような職務の方は、通勤時間が短い点をメリットに感じる方も少なくないです。

 

ポイント② 写真は職場の雰囲気が伝わるものにする

介護士を募集した時、扱う機械の写真やどれくらいの年代の方が働いているかが伝わるようにしましょう。
例えば夜勤で使用する「見守り介護ロボット」の写真を見せることで、夜間の見守りをイメージしてもらえます。

 

ポイント③ 施設見学会を実施する

面接の前に、まず施設見学にお越しいただくことをお奨めします。
職場の雰囲気を見てもらってから、細かい条件などについてお話することで、求人側・求職側双方が早期離職のリスクを減らすことにつながるからです。

ちなみに、チラシに「給与」「勤務時間」「福利厚生」などは忘れず掲載してくださいね。

 

4.デジタル時代、介護士募集はアナログ志向が続きます

まだまだ介護人材の確保に手を焼いている事業所様は多いのではないでしょうか。
今回のお話から理解いただけたように、適切な伝達手段を使えば、事業所が抱える問題を解決することができます。
ポストに入った一枚のチラシから、新しい出会いが始まることがまだまだあると思います。

 

それでは、また次回をお楽しみに♪

 

これまでのブログはこちら↓
第1話 すぐできる!応募のくる求人票は○○を改善するだけ

第2話 応募者がくる施設はやっている!求職者が集まった事例紹介