値上げラッシュの今、買い時のPCパーツとは?

10月に入り、日用品を含むあらゆるものが値上げされています。
先月宮城県では、キャッシュレス決済で20%のポイント還元が行われるキャンペーンなどをしていることもあり、
値上げに備えて9月の間に買いだめできるものを多めに買いました。
今後も更なる値上げが予想されるとのことで、家計の負担は増えるばかりです。
パソコンに関しても円安の影響などから製造コスト上昇の影響を受け、
夏ごろにPC本体の値上げを宣言したメーカーがいくつか見受けられました。

そんな中、PCパーツのグラフィックボードが値下がりの傾向を示しています。
グラフィックボードは、PCで高画質な映像を見たり、ゲームをする際に必要なものです。

値下がりの主な原因としては、仮想通貨のマイニング需要が低下したことにあります。
マイニングを効率よく行うにはグラフィックボード特有の計算能力が必須だったのですが、
今年の春ごろから仮想通貨の需要が世界的に低下し始めたことにより、
グラフィックボードの需要も低下し、値段が下がり始めました。

値下がりのもう一つの要因として、
グラフィックボードの大手メーカーであるNVIDIAは9月に
最新型のGeForce RTX 4000シリーズを発表しました。
これにより、型落ちしたグラフィックボードの価格が下がることが期待できます。

ただし、この値下がりがいつまで続くかは分かりません。
半導体不足、将来的な仮想通貨市場の復活などの要因で、価格が上がる可能性があります。
また、ミドルクラス、ハイエンド帯などで値下がりの時期や下げ幅が変わることも考えられます。
購入を検討されている方は、価格の推移を調べて買い時を見極めることをお勧めします。