標準仕様とは

こんにちわ。開発のFです。

最近、といいますか、前からなんですけれども、

職種柄、国が示す各種仕様に合うようにシステムを開発することが度々あるのですが、

仕様を把握したときに、これはどうなんだろう?という疑問を持つことがあります。

 

例えば、今回例にあげるのは、

「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様」

についてです。

これは、仕様公開時からだと思いますが、介護予防支援は対象外とされています。

でも、現場では、事務作業軽減のためや請求のためなどの様々な理由もあり、また、利用している介護系ソフトの都合もあってか、

地域包括支援センターでも標準仕様CSVファイルを使いたいのじゃ!ということがあるようです。

対象事業所(地域包括支援センター)が比較的少ないから国からしてみたら影響範囲は狭いとは思いますが、

対象外にされることはなんとも悲しい気持ちになります。

 

総合事業も国保連に普通に請求できる考慮がされていた(事前の手続きがいろいろあると思いますが)のに、

標準仕様CSVのおかげで居宅・サービス事業所間は少しは楽になったのに、

主に税金を使う自治体(地域包括支援センター)の手間を削減する考慮がされていない・・・?

無念です。むしろ税金を使うからこそ、手間を減らすべきと私は思うのです。

もちろん、民間を第一に、というのは理解できますが。

 

と、ほぼ愚痴に近い内容ではありましたが、結果として、

開発者として、たとえ標準仕様外だとしても、

なんとかユーザーの皆様には喜んでいただきたいと、

強く思うきっかけになったのでした。

 

乱文失礼しました。