ロボットの可能性

5/29、5/30日に、AMEDシンポジウムが開催されました。
この中で、AMEDが実施しているコミュニケーションロボットの実証実験
(グッドツリーもPepperのアプリ「ケア樹あそぶ」で参加しています)において、
利用者の3割超に自立度の改善効果が見られたとの発表がありました。

この3割超という結果は、今後ロボットが介護業界に普及していく可能性を十分に示していると考えています。
3割は少ないのでは?と感じる方もいるでしょう。
この結果からは、なぜ改善効果が見られなかったのか、どうすれば利用者に良い影響をもたらすことが出来るか
という課題が新たに見えてきます。
課題を改善していくことで、今後の実証実験でより良い結果を出すことができると感じています。

ケア樹あそぶには、コミュニケーションロボットしてだけではなく、
職員の仕事の補助を行う機能も備えています。
ケア樹と連携することで、利用者自身の手でバイタルチェックのデータを登録させたり、
間違えて登録してしまったデータなどがあれば、Pepperが通知することができます。

ロボットにも様々なタイプがあります。
人とコミュニケーションをとるロボット、
人の代わりに仕事を行うロボット、
装着したり、乗ったりすることで人の活動範囲を広げるロボット、
どのロボットも、さまざまな業界での普及が進んでいます。

ロボットが普及することで、今までと仕事の流れが変わるかもしれません。
人間がロボットに仕事を奪われるという話もありますが、
人間とロボットの関係はどうあるべきか、それをロボットが普及していく中で考える必要があると思います。