一緒に過ごせるのは当たり前じゃない!

明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

今回のブログでは、先日久しぶりに会えた祖母についてお話します。

私は先日、祖母に会いに行きました。
祖母に会えたのは、約1年半ぶりでした。
会いたくても会えなかった理由は、もちろん収まることのないコロナが原因です。
祖母は、私が大学生になる少し前に特別養護老人ホームに入りました。
まだ祖母が73歳の時で、施設で最も若い入居者でした。
転倒で頭を打ち、脳梗塞になりました。幸いにも、リハビリをすれば、ある程度もとの生活に戻れるくらいの症状だったので、安心していました。
しかし、二度目のときは一命をとりとめたものの、身体の麻痺、認知・言語障害が残りました。
コロナ禍になるまでは、毎週2.3回施設に通い、祖母は話せませんが以前の記憶はあるのか、私と母が話しかけることに対して頷いたり、懐かしいものをみせると、たまに笑ってくれたりして、家族で穏やかな時間を過ごしてました。
コロナの影響で面会できなくなり、一時的に感染者が和らいだ時はビニール越しに会うことができるようになりましたが、再度面会謝絶。
今も面会は再開していませんが、祖母の胃ろうの器具交換に家族の立ち合いが可能なので、今回やっと会いに行くことができました。
とても嬉しかったです。長く一緒にいることはできませんでしたが、祖母と過ごせる貴重な時間でした。

おばあちゃん子の私としては、祖母が話せないにしても、祖母に会うことさえできない現在がとても辛いです。
祖母はもちろん悪くないですし、面会の許可を出せない施設の方が悪いわけでもないですし、誰も悪くないのがもどかしいですが、祖母に会える機会、家族と一緒に過ごせる時間を、より大切にしていこうと改めて思いました。

今の状態が落ち着けば、もっともっと会える時間が増えるので、「早くコロナ終われー!」と願うばかりです(^^;)

 

ちなみに、この仕事をしてよかったと思うのは、祖母の施設から届く請求書に書かれている内容の意味がわかるようになったことです!
祖母は、「こういうサービスをしてもらっているのか。ありがたいな。」と感じています。