「ケア樹きろく」に込めた想いについて

今回は、ケア樹きろくについてご紹介させて頂きます。

「ケア樹きろく」は、介護記録業務に特化したiPadアプリです。

ケア樹きろくには、特に目を引く「特徴」があります。
それは画面のデザインです。

私がグッドツリーで手掛けた初めての仕事が、このデザインでした。

ITシステムには、難しい、冷たい、とっつきにくい
などのイメージもあるかと思います。

ケア樹きろくをデザインした際は、
大変な介護の仕事をする介護職員さんと
寄り添いお手伝いをする「ケア樹きろく」は
そのように感じるものにはしたくない、
どんな姿が良いのだろうか、と考えました。

介護現場で使われる様子を想像しながら、
思い描いたのは、まず介護職員さんが笑顔に
なれるお手伝いをすることでした。

日々触れるシステムが味気なく冷たいものではなく
「暖かでやさしい樹の質感で、触ることが少しでも楽しく思えるように」

常にふれるメニュー画面は
「大きなボタンで、簡単にストレスを感じずに使えますように」
負担を少しでも軽減して、介護職員さんが
少しでも笑顔でより良い介護が出来ますように、
そのサービスでご利用者さんの笑顔が増えますように
その笑顔がまた介護職員さんの笑顔を生むように

笑顔が笑顔を育む、明るい介護現場を思い描き、
その一助に「ケア樹きろく」がなれますように、という想いを込めました。

あれから約3年※が経ち、今では全国でたくさんの事業所様に、
ケア樹きろくをご利用いただいています。

ケア樹は、よりやさしく、温かく、簡単なITシステムを目指し、
今後も、より介護の現場に笑顔を増やすお手伝いができるように
ご資料者様のご意見を伺いながら、成長してまいります。

※ケア樹きろくの提供開始は2016年11月9日ですが、
基になったアプリは約3年前より、提供を開始しました。

最後に、3年前にデザイン提案の際に提出したコンセプトイメージを掲載します。